2018年10月16日 更新

【潰したらアウト!!】アテローム(粉瘤)ってなに?治療方法は?

アテローム(粉瘤)ってご存知でしょうか? 一般的に“しぼうのかたまり”と呼ばれることがありますが、そんなアテローム(粉瘤)。自分で潰したりするのはNGと言われています。アテローム(粉瘤)って何か?治療方法についてもお伝えいたします。

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アテローム(粉瘤)ってなに?!

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体中の何処にでも出来る良性の皮下腫瘍です。多くは背中や項、顔の頬や耳たぶなどにできて、俗に『脂肪の固まり』などといわれています。半球状の固まりとして触れ、真ん中にやや黒っぽい開口部が見られることもあります。皮膚に密着して周りより硬く触れます。
アテローム、粉瘤(ふんりゅう)、アテローマと言われるものは
一般的に「脂肪のかたまり」とも言われており、真ん中にやや黒い開口部が見られることもあるそうです。

良性の腫瘍ではありますが、そんなアテローム(粉瘤)は自分で見つけたらどうしたらよいのでしょうか?
身体のどこにでもできますが、顔、首、背中、耳のうしろなどにできやすい傾向があります。やや盛り上がった数mmから数cmの半球状のしこり(腫瘍)で、しばしば中央に黒点状の開口部があり、強く圧迫すると、臭くてドロドロしたネリ状の物質が出てくることがあります(資料1、2、3)。

アテローム(粉瘤)の原因ってなに?

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実はアテローム(粉瘤)ができる原因はわからないと言われているんです。

怪我や打撲などの外傷やニキビ跡などの皮膚の上皮成分が皮内や皮下に落ちて袋を形成して、
そこがアテローム(粉瘤)になることが多いそうです。

アテローム(粉瘤)は自分で除去できる?

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初めて粉瘤ができると、どのように対処したらいいのか分からず困ってしまう方もいらっしゃるでしょう。気になるからといって、ニキビと同じように粉瘤をつぶしてはいけません。

粉瘤をつぶして膿が出ると、その開口部から雑菌が入り込み、炎症を引き起こすおそれがあるのです。炎症を起こした粉瘤は、ひどい傷みや腫れを招いてしまいます。また、粉瘤をつぶしても完全になくなることはありません。
アテローム(粉瘤)ができたからと言って、
自分で潰してはいけません。

自分で潰してしまうと、そのまま炎症を引き起こして痛みや傷がひどくなったり
腫れてしまったりします。

しかも、「潰してもなくならない」のがアテローム(粉瘤)なんです。

アテローム(粉瘤)ができたらどうしたらいいの?

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