2歳の子供が話さない...大丈夫?
言葉の発達は個人差が大きいため、2歳になってもほとんど言葉を話さない子どもは珍しくないそうです。重要なのは、何を話せるかよりも、言葉が理解できているかだそうですよ。子どもの発語が多少遅れていたとしても、ある程度コニュニケーションがとれている場合には、特に心配する必要はないようですが、お母さんは気になってしまいますよね。今回は2歳時の子供が話さない原因をいくつかご紹介していきます。
《2歳の子供が話さない》原因1.耳の聞こえが悪い
耳垢や異物が詰まって難聴を起こしている、生まれつき聴力が弱いなど、耳の聞こえが悪いために言葉の発達が遅れるケースがあるそうです。耳の聞こえが悪いとすぐに気づきそうなものですが、意外と気づかないまま過ごすケースも多いようですね。
たとえば、お母さんが発する言葉が聞こえなくても、状況を察知してお母さんの指示に従う子供もいるからです。後ろから呼びかけても反応がない場合は、耳の聞こえが悪いのかもしれません。
たとえば、お母さんが発する言葉が聞こえなくても、状況を察知してお母さんの指示に従う子供もいるからです。後ろから呼びかけても反応がない場合は、耳の聞こえが悪いのかもしれません。
《2歳の子供が話さない》原因2.言葉を話す必要性を感じていない
子供は、「おちゃ ちょうだい」「えほん よんで」など、何かをしてほしいと要求を訴えるために言葉を発し始めることが多いそうです。
お母さんやお父さんが子どもの欲求に自然と満たしている場合には、子どもが言葉を発する必要性を感じにくいかもしれません。子供の気持ちに上手に応えられているということでもありますね。
お母さんやお父さんが子どもの欲求に自然と満たしている場合には、子どもが言葉を発する必要性を感じにくいかもしれません。子供の気持ちに上手に応えられているということでもありますね。
《2歳の子供が話さない》原因3.他に興味がある
言葉で人とコミュニケーションをとるよりも、おもちゃで遊んだり、お絵描きしたりと、ほかのことに夢中になっているケースがあるそうです。おしゃべりの優先順位が低いため、言葉の習得が遅くなると考えられています。
《2歳の子供が話さない》原因4.子供の性別
一般的に、女の子よりも男の子のほうが、言葉の発達は比較的ゆっくりだといわれています。実際の発達の差は1~2ヶ月程度で、1歳4ヶ月頃の月齢であれば男の子が約30語、女の子は約50語ほど話すことができるかが目安になるそうです。
言葉が早い男の子もいますが、男の子の言葉の遅れに関する心配の方が女の子に比べて多いようですね。
言葉が早い男の子もいますが、男の子の言葉の遅れに関する心配の方が女の子に比べて多いようですね。