好き嫌いが多い子供。その理由は?
子供がなかなかご飯を食べてくれない...と悩んでいませんか?好き嫌いが多く困っているお母さんも多いようです。なぜ子供は大人に比べて好き嫌いが多いのでしょうか?
食べ物にある「酸味」や「苦味」。この2つの味は、人間にとって有害なものと判別されているようです。大人は食経験を増やすことで、酸味と苦味のある食べ物を好むようになりますよね。
しかし、まだ食経験の少ない子ども達にとっては、酸味と苦味のある食べ物は危険信号と認識してしまうようです。酢の物やピクルス等の酸っぱい食べ物や、ピーマンやゴーヤ等の苦い食材が苦手な子ども達が多い理由は、人間の体にそなわっている本能的なものが原因だったようですね。
しかし、まだ食経験の少ない子ども達にとっては、酸味と苦味のある食べ物は危険信号と認識してしまうようです。酢の物やピクルス等の酸っぱい食べ物や、ピーマンやゴーヤ等の苦い食材が苦手な子ども達が多い理由は、人間の体にそなわっている本能的なものが原因だったようですね。
好き嫌いは経験で克服◎
本能的に苦手な味を好きになるには、食経験を重ねることが重要だそうです。大人は緑茶やコーヒー、梅干しや酢の物など、子供の頃に好きではなかった食べ物が、いつの間にかに嗜好が変わって好きになったという経験がありますよね。子ども達に苦手な食材を無理やり食べさせるのは嫌な思い出として残ってしまうので逆効果ですが、楽しく食卓を囲みながら苦手な食材を食べられる経験を積むことによって、いつの間にか好きな食べものに変わっている日が来るそうです。今回は好き嫌いが克服できる食の楽しみ方をいくつかご紹介していきます。
《好き嫌いをなくす》料理の手伝いをしてもらう
お手伝いには子どもの好き嫌いを克服する要素がたくさんあるそうです。お手伝いの途中で味見を要求してきたら絶好のチャンス!苦手な野菜も生でパクパク食べたり、料理の味付けの途中で味見ができたりするのもお手伝いの良いところ。子どもがキッチンに一緒に立つと時間がかかってしまうと敬遠しがちですが、ピーラーで皮むきをしたり、葉物野菜を手でちぎったり、料理をお皿に盛り付けたり、できることから少しずつでよいので、子どもと一緒に料理を楽しんでみましょう。
《好き嫌いをなくす》好きな食べもので隠す
苦手な味に少しずつ慣れてもらうために、好きな食べものの中にみじん切り又はペースト状にして、加えてみるのがおすすめです。カレーやハンバーグやミートソースなどの子どもが好きな料理に入れみましょう。子どもが気づかずに食べられたのなら、「〇〇食べられたね。すごいね!」と褒めてあげます。これを繰り返していくうちに、徐々に苦手な食材の形を大きくしても食べられるようになるかもしれません。