妊娠初期のお腹の張りについて
妊娠0~15週までのことを「妊娠初期」と呼びます。この時期のお腹のハリは、軽い生理痛に似たような痛みだったり下腹部の違和感だったりしますよね。便秘がちの人は、便秘による腹痛と勘違いしてしまうことがあるかもしれません。
妊娠初期のお腹のハリは、これから赤ちゃんが育つ準備に入ったしるしのひとつです。子宮への血流量が増え、子宮の筋肉が伸び、子宮が少しずつ大きくなり始めるためにお腹の張りが起こることがあると考えられています。
妊娠初期のお腹のハリは、これから赤ちゃんが育つ準備に入ったしるしのひとつです。子宮への血流量が増え、子宮の筋肉が伸び、子宮が少しずつ大きくなり始めるためにお腹の張りが起こることがあると考えられています。
妊娠初期に起こるお腹のハリの原因としてはどのようなものが考えられるのでしょうか。原因によって、いつからお腹の張りを感じるかについては異なる場合もあるようです。
【お腹のハリの原因】1.ストレス
ストレスがお腹のハリの原因になることもあるようです。妊娠・出産や将来の生活に対する漠然とした不安や、つわりなど身体の不調によるストレス、育児による疲れや不満などがたまっている人も多いのかもしれません。ストレスを完全になくすことは難しいですが、自分にあったリラックス方法を見つけてストレスを少しでも和らげていきましょう。
【お腹のハリの原因】2.おならや便秘
妊娠初期症状として、便秘や腹痛などお腹に関連した悩みを持つ人は多いです。妊娠初期症状の影響で、お腹が張るような感じ方をする人もいます。便秘などの影響でお腹の張りを感じる場合には、息苦しいといった感覚を覚えるお母さんもいるそうです。お腹の張りは自分で自己診断せず、かかりつけの医師と相談しながら解消していきましょう。
【お腹のハリの原因】3.痙攣(けいれん)
お腹のハリというよりも足のつけ根のあたりや下腹部がつったような感覚になる場合は、子宮を支えている靱帯が急激な伸びによって痙攣(けいれん)を起こしているかもしれません。これも妊娠中には起こりうる症状なので、心配しすぎずしばらく様子を見てみましょう。