ダブルバインドってなに?
不登校問題で一番の問題は何だと思いますか?
— 不登校、ひきこもり カウンセラー 甲斐 (@hi_mawaricom) January 26, 2019
それは、親のダブルバインドな態度です。
そして、コミュニケーション不足にあるとも言えるでしょう。
理解しているつもりの親と、理解してもらえないという子のギャップ。
何故こういうことが起きてしまうのでしょうね?
ダブルバインドはご存知ですか?例えば、公園でいつまでも遊んでいて帰ろうとしない子供に対して
「勝手にしなさい、お母さんは先に帰るよ!バイバイ」と行って嘘をつくような矛盾した命令をダブルバインド(=二重拘束)と言います。
「勝手にしなさい、お母さんは先に帰るよ!バイバイ」と行って嘘をつくような矛盾した命令をダブルバインド(=二重拘束)と言います。
親が子どもをコントロールするために、矛盾する指示を出してしまうと、子供は、一貫性のない親の指示に「いったい、自分はどうしたらいいの?」混乱し、不安に陥ってしまうようです。
このように、子どもが親に従わざるを得ない状況に追い込むことを「ダブルバインド」といいます親の言うことに従わない子どもに対して、あなたも無意識にやってしまっていませんか?その例をいくつかご紹介致します。
《危険なダブルバインド》食事について
夕飯時、食卓に着かずにずっと遊んでいる子に「いつまで遊んでいるの!食べないんだったら、食事下げちゃうわよ!」と叱ることはありませんか?
子供にしてみれば「ご飯を食べさせてもらえない」と思い、従わざるを得なくなりますよね。
でも、子どもがいつまでも座らなかった場合、たいていの親は決して食事を下げることはしないと思います。このお母さんの発言と行動が一貫性のない対応として子供には映ってしまいます。
子供にしてみれば「ご飯を食べさせてもらえない」と思い、従わざるを得なくなりますよね。
でも、子どもがいつまでも座らなかった場合、たいていの親は決して食事を下げることはしないと思います。このお母さんの発言と行動が一貫性のない対応として子供には映ってしまいます。
《危険なダブルバインド》勉強について
子供が自分の言うことを聞かないと、「そんな態度をしていたら来年は小学生になれないよ!」などと言ったことはありませんか?
でもこれに対しては子供は「6歳になれば自動的に小学生になれる!」と考えているでしょう。嘘をついていることがよくわかるダブルバインドですね。
でもこれに対しては子供は「6歳になれば自動的に小学生になれる!」と考えているでしょう。嘘をついていることがよくわかるダブルバインドですね。