ら抜き言葉とは
動詞に可能の意の助動詞「られる」が付いたものから「ら」が脱落した言葉を言います。
「食べられる」を「食べれる」
「見られる」を「見れる」
「感じられる」を「感じれる」
文法的には「ら」が必要な言葉なのに「ら」を抜かしてしまっているのが「ら抜き言葉」と言います。
「食べられる」を「食べれる」
「見られる」を「見れる」
「感じられる」を「感じれる」
文法的には「ら」が必要な言葉なのに「ら」を抜かしてしまっているのが「ら抜き言葉」と言います。
子供も大人もみんな使ってる?
文化庁が毎年行っている「国語に関する世論調査」では、五年に一度の頻度で「ら抜き言葉」に関する調査が行われているようです。
2015年に行われた調査では「見られた・見れた」「出られた・出れた」という設問で、ついに「ら抜き言葉」を使用するとの回答が過半数を超える結果となったそうです。
2015年に行われた調査では「見られた・見れた」「出られた・出れた」という設問で、ついに「ら抜き言葉」を使用するとの回答が過半数を超える結果となったそうです。
現在の国語において「ら抜き言葉」は明確な誤りとされているので、言葉選びに気を配る必要がありそうです。子供に「ら抜き言葉」を使わないようにさせるには、親の言葉遣いから変えていく必要があります。
「ら抜き言葉」の見分け方とは?
子供がら抜き言葉を使わせないために、「ら抜き」言葉には見分け方があるのでしょうか?
「ら抜き言葉」かどうか確認したい場合、動詞に「~よう」が付く場合は「ら抜き言葉」、「~よう」以外の形になる場合は「ら抜き言葉」ではない、として見分けるそうです。
「ら抜き言葉」かどうか確認したい場合、動詞に「~よう」が付く場合は「ら抜き言葉」、「~よう」以外の形になる場合は「ら抜き言葉」ではない、として見分けるそうです。
例えば、「見る→見よう」「着る→着よう」などと言い換えられる場合は「ら抜き言葉」になってしまう可能性のある動詞だそうです。
一方、「歩く→歩こう」「売る→売ろう」などのように「~よう」が付かない動詞は「ら抜き言葉」に当たらない動詞と判断できますね。
一方、「歩く→歩こう」「売る→売ろう」などのように「~よう」が付かない動詞は「ら抜き言葉」に当たらない動詞と判断できますね。