子供がよく転ぶ?
お子様と散歩に行っていたりすると、よく転ぶ姿を目にする。
自分の子供っておっちょこちょいなのかな?
そんな悩みを抱えている方。
もしかしたらそれ「幼児期扁平足(ようじきへんぺいそく)」かもしれません。
自分の子供っておっちょこちょいなのかな?
そんな悩みを抱えている方。
もしかしたらそれ「幼児期扁平足(ようじきへんぺいそく)」かもしれません。
扁平足(へんぺいそく)ってなに?
足の裏の土踏まずを構成する骨の円蓋の高さが病的に低いものをいう。外見では,土踏まずのくぼみがない。先天性,外傷性,あるいは静力学的扁平足などに区別されている。いずれの場合も,足部をはじめとして,立位でも運動に際しても,足や腰,さらには全身が疲労しやすい。
扁平足については聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
扁平足とはいわゆる「土踏まず」がなく、足にくぼみがない状態をさします。
扁平足とはいわゆる「土踏まず」がなく、足にくぼみがない状態をさします。
幼児期扁平足って?
いわゆる幼児期扁平足ってなんなんでしょうか?
歩き始めの時期に、足の裏が平べったいことに家族が気づき、心配になって受診されます。
立って体重をかけたときには土踏まずはなくなっていますが、体重をかけない状態では土踏まずができています。足の痛みを伴うことはありません。転びやすいと感じることはありますが、歩き始めの時期は転びやすいもので、扁平足が原因ではありません。
幼児期扁平足は、本人が気づくのではなく家族が気づくことで発見されます。
立ったタイミングでペタッとしていて、寝転がると普通に土踏まずがあるので
発見が遅れることもありそうですよね。
子供に足の痛みはありません。「よく転ぶ」というときは注意してみることも大切です。
立ったタイミングでペタッとしていて、寝転がると普通に土踏まずがあるので
発見が遅れることもありそうですよね。
子供に足の痛みはありません。「よく転ぶ」というときは注意してみることも大切です。
幼児期扁平足の原因って?
1)歩数の減少
*小学生の歩数 ・1979年 27,000歩/日(文科省資料)
・2011年 11,000歩/日(東京都調査)
外遊びをしない。特に「鬼ごっこ」のように、周囲の予想外の動きに反応して止まったり、駆け出したりすることは、子どもの足の発達に役立っていた。
2)乳幼児期に「つかまり立ち」や「つたい歩き」をしない。
3)「雑巾がけ」のように足の指を使う運動をしない。
4)室内でも靴下をはいて過ごすなど、裸足になり足指を解放する機会が少ない。
5)小、中学生が窮屈でヒールの高い靴を好んで履いている。