自然妊娠とは
自然妊娠とは、性交渉の後、精子と卵子が自然に出会って受精し、着床して受精卵が育つことを指すといわれています。近年は不妊に悩むカップルや高齢出産が増えていますよね。「自然」という単語を付けること自体が不自然かもしれませんが、さまざまな妊娠スタイルが増えたことから自然現象の妊娠を「自然妊娠」と呼ぶようになったそうですよ。
《自然妊娠の条件》女性
女性の体内では受精卵が移動し、着床し、その受精卵を育てる過程が加わるため、男性側に比べてより妊娠するために多くの条件が求められるようです。卵子の状態が良好であり、妊娠を順調に成立させ、維持するために子宮等を含めた骨盤組織が重要な役割を担いますよ。
《自然妊娠の条件》男性
一度に射精される精子は100万個といわれています。その射精時の精子が良質であり、精子の動きなどに異常が少ないということが妊娠しやすい条件のようです。
自然妊娠の確率は?
自然妊娠の確率は年齢によって変わり、35歳以上になると自然妊娠する確率が低下する傾向があるようです。一般的に、排卵日近くに性交があった場合に、一周期あたりで自然妊娠する可能性は以下を参考にしてください。
・25歳 25%~30%
・30歳 25%~30%
・35歳 18%
・40歳 5%
・45歳 1%
・30歳 25%~30%
・35歳 18%
・40歳 5%
・45歳 1%
自然妊娠の確率からみると、45歳が自然妊娠のボーダーラインと言えるかもしれません。しかし、20代でも確率が最大でも30%しかないことを考えれば、想像以上に妊娠は奇跡的なものだということがわかりますよね。生理周期・排卵・母体の状況、精子の状況、タイミングなど、さまざまなことが条件が揃った時に初めて妊娠が可能になるようです。