2018年10月5日 更新

【発音がうまくできていない??】"舌小帯短縮症"って知ってる!?

舌小帯短縮小(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)って知ってますか? 小さい頃からなる病気の一つで、発音がうまくできなかったり、乳をうまく吸えなかったりと、障害が生じることもあるそう。そんな舌小帯短縮症についてご紹介いたします。

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舌小帯短縮症ってなに?

gettyimages (29116)

舌の裏側の真ん中で口の底に向かっているヒダを舌小帯といいます.このヒダが生まれつき短いことがあり,これを舌小帯短縮症といいます.
舌を上にあげると、舌の真ん中で繋がっているヒダのことを舌小隊と呼ぶそうです。

通常はそのヒダがしっかり長さがあり、問題ないのですが
生まれつき短い方が「舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)」と言われます。

舌小帯の場所◎

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舌小帯短縮症の画像は上のようなもので、
舌の裏側にある膜状の組織が舌の先から歯茎に伸びているそうです。

あまり舌が上がらなくなったり、動きに制限がかかるようですね。

舌小帯短縮症ってどんな症状?

gettyimages (29117)

“浅飲み”:赤ちゃんの乳房への吸い付きが浅い。
“眠り飲み”:吸い付きが弱いため、哺乳不十分のまま疲れて眠ってしまう。
“体重が増えない”:哺乳量が不十分の可能性があります。
“乳首が痛い”:舌で吸えないため歯茎で乳首を噛まれるためです。
“乳房がしこって痛い”:哺乳力が弱く乳管が詰まりやすいためです。
“舌先がハート型になる”:舌先が歯茎に固定されているためです。
“舌足らず”:舌先を使う“ら行”、“さ行、”た行“の発音が不明瞭です。
“親も子どもの時に舌小帯を切った”:遺伝性があります。
“アイスクリーム・コーンが舐められない”:舌を長く出せないばかりか、舌先を持ち上げることができないためです。
舌小帯短縮症の症状は、上記のようなものだと言われています。

赤ちゃんの頃なので、乳房への吸い付きが弱いため、うまくミルクが飲めなかったり、
母親がわも乳房がしこって痛くなることで気づくことも多いそうです。

ハート舌と舌小帯短縮症は一緒?

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いわゆるハート舌と舌小帯短縮症は一緒だと言われています。
舌小帯短縮症によって、舌先がハートのように割れている舌を指します。

そのためハート舌と呼ばれることも多いそうです。

舌小帯短縮症の場合どうすればいいの?

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